売ってください!そのひと言が胸に刺さる、殺し文句の作り方
今日のお題は「殺し文句」です。
自分でお仕事しているなら、迷っているお客様がコロリと参っちゃう必殺の「殺し文句」を持っていたいもの。
わたしの胸に突き刺さった「殺し文句」をご紹介します。
私が20歳の娘がいて」と話すと、えー、そんな風に見えない、若〜い!と、言ってくださる方が多いです。
はい、わかってます。
こういうのを、お世辞と言いますね。
でも、100人に1人くらいは本気だとすると、その理由は、毛量が多いからではないかと推測します。
多すぎる・・・
ズボラな私は普段、ドライヤーでガーーッと乾かしておしまい。
なので美容室で「ヘアオイルをつけるといいですよ」とお勧めしてもらっても、普段は「ほほぉ〜」と感心するフリだけ。
そんな私が、お会計の時にさっきのヘアオイル、売ってますか?と聞かずにいられなかった理由は、カットの最中に言われたこのひと言が刺さったから。
髪が乾燥していると、顔までカサカサに見えるんですよね
顔までカサカサに・・・
顔までカサカサに・・・
顔までカサカサに・・・
鏡を見つめながら
顔がカサカサ → 「カッサカサのしなびたおばさん」な自分をリアルにイメージしてしまった。
さらに、美容師のお姉さんが畳み掛けてきます。
伸びがいいから1本で半年は持つんですよ。私も使ってます、ニッコリ♡
天使、いや、悪魔か?
とにかく、くれ、売ってくれ〜!!てな具合で、生まれて初めての(笑)ヘアオイルを購入し、毎日使っています。
で、考えた。
どうすれば、そんなズギューンとくる殺し文句を考えられるのかと。
もし、あの時ドライヤーで乾かすだけじゃ、髪が乾燥してしまいますよ。って言われてたなら、わたし、絶対にヘアオイルを買っていなかったと思います。
髪がパッサパサになるったら顔もパッサパサに見える
老け顔はヤダー!!と心が動いたんです。
つまり、殺し文句を作るときのポイントは、相手の未来像を想像できるか?にかかっているのです。
「この商品を使ったらあなたはどう変わるのか?」相手がリアルにイメージできる言葉で伝えてあげるということ。
たとえば、起業は小さく始めてゆっくり育てていけばいいんです言うよりも、
お子さんが小さくても、思い切って起業しちゃえば手が離れる頃にちょうど軌道に乗りますよと言われた方が背中を押されませんか?
さらにインパクトが強いのは「今、この商品を使わなかったら、未来のあなたはどうなってしまうのか」という、ネガティブバージョンです。ヘアオイルはこのパターンですが、劇薬なので使いすぎに注意した方が良いでしょう。
お仕事だけでなく子育てにも使えるかも。ぜひ工夫してみてください。